熊本城の今。地震後天守閣の早期復興に向けて

熊本地震後の熊本城の今はどうなっているのでしょうか。

実際に私が見に行ってきました。

 

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熊本城とは?地震後復興に向けての今

加藤清正が約400年前に当時の最先端技術と労力により7年の歳月をかけ築城した熊本城。

設計者による三名城の一つでもあります。

設計者による三名城↓

 ・名古屋城
 ・大阪城 
 ・熊本城

熊本城の見所は天守閣もそうですが、

何と言っても石垣

『清正流石組』といわれる精巧な造りで、

明治10年(1877年)の西南戦争でその素晴らしい造りを天下に知らしめたそうです。

しかし平成28年4月14日、16日に熊本地震が発生し、

最大震度7の激震を二度も受け、

熊本城の石垣は全体の約1割が崩落し、

全体の約3割で修復が必要となりました。

また、国指定重要文化財建造物など全部で20棟が被災してしまいました。


 

2019年8月16日熊本城の今。地震後の復興

2019年8月16日に熊本城を見学しに行きました。

その時の状況がこちらです。

左:宇土櫓  真ん中:小天守(工事中)  右:大天守
更に先へ進むとこんな光景が!
戌井櫓(いぬいやぐら)

櫓下と左側の石垣が大きく崩落しています。

す、すごい。角石のみで櫓を支えている。
これが震災前の戌井櫓の写真。

地震の恐ろしさが伺えます。

それにしても、機械などない時代にこれだけの石垣をどのようにして造ったんだろう?

そもそも7年で造れるか?

崩落したからこそ、こんな疑問や、石垣の造りの凄さも感じられました。

宇土櫓
加藤清正神社

 

 

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熊本城・天守閣の今。早期復興について

2019年8月現在は修復作業にあたっていますが、

修復作業が進んでいるのは天守閣のみだそうです。

 

石垣復旧の主な手順が書かれていました。

熊本城の石垣は貴重な文化財なので、旧来の位置に石を戻して復旧するそうです。

まず崩落状況を記録し、崩落石材1つ1つに番号を付けます。

その後崩落石材を1つ1つ回収し、石材置き場に置いていきます。

石材置き場。赤い字で番号が付けられています。

そしてその後、個々の石の特徴を記録・整理して旧来の位置に積み直していく積み直し工事に備えるのです。

とてもじゃないけれど大変だという事が目に見えて分かります。

一日も早く修復作業が完了し、

美しい姿で再開できる事を祈ります。


✳︎現在の復旧作業など詳しくはホームページでご覧いただけます。

 

熊本城 詳細

熊本城
ホームページ
住所 : 〒860ー0002 熊本県熊本市中央区本丸1ー1
電話番号 : 096ー352ー5900

 

熊本観光はコチラから↓

 

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