【基本】正しいウェットスーツの洗い方
サーフィンをする時に欠かせないウェットスーツ。
☑︎ ウェットスーツってどうやって洗ったらいいの?
☑︎ 水洗いするだけで大丈夫?
☑︎ ウェットスーツの保管方法について知りたい
ウェットスーツの洗い方について、このような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
「何もしないとカビや異臭、素材の劣化につながります」などと言われると怖くなりますよね。
しかもゴム素材だから洗ったら縮んでしまったり、破れてしまったりするんじゃないか。。。と不安になったりもします。
しかし安心してください!
今回はウェットスーツの基本の洗い方や保管方法をご紹介します。
これを読めばウェットスーツの洗濯方法の不安は解消できますよ♪
【基本】正しいウェットスーツの洗い方
まずは基本中の基本!
正しいウェットスーツの洗い方から説明していきます。
① ウェットスーツを脱いだ後、出来るだけ早く真水で洗い流す
② 専用洗剤を使って優しくもみ洗い
③ 優しくすすぎ
④ 日陰干し
⑤ ハンガーで保管
大事な部分のみ簡単に説明しました。
ではこれらを詳しく説明していきましょう。
① ウェットスーツを脱いだ後、出来るだけ早く真水で洗い流す
サーフィンを楽しんだあとは出来るだけ早くウェットスーツを真水で洗い流しましょう。
まずは付着した砂や海水の塩分を軽く水洗いで流します。
次にウェットスーツが入る大きな容器を用意し、そこに水を溜め、ウェットスーツを入れたら2〜3回ほど水を入れ替えしながら優しくもみ洗いします。
その後、数時間水に浸したまま海水の『塩抜き』をします。
できれば一晩中水に浸した方が完全に塩抜きが出来ますよ!
もし大きな容器がなかったらバスタブを使うのもアリ♪
② 専用洗剤を使って優しくもみ洗い
次にウェットスーツ専用の洗剤を使って優しくもみ洗いしていきます。
ウェットスーツの洗濯は必ず『手洗い』でしてください!
洗濯機や乾燥機は絶対に使用しないでください。
ウェットスーツの生地を傷めるだけでなく変色や型崩れの原因にもなります。
塩抜きした水を捨て、新しい水またはぬるま湯で専用洗剤を使い表と裏の両面を手で優しくもみ洗いします。
この時にポイントなのは「優しく」もみ洗いすること!
丁寧に扱う事がポイントですよ。
③ 優しくすすぎ
ジャブジャブしたらすすぎに入ります。
水またはぬるま湯を入れ替えながら泡が立たなくなるまで優しくもみながら、洗剤を落としきります。
ここでもポイントは「優しく」洗剤を落としきること!
早く洗剤を落としたいといって強くこすったりするのはNGですよ!
④ 日陰干し
洗剤を落としたウェットスーツを乾燥させていきます。
直射日光を避け、風通しの良いところで陰干しします。
この時、脱水機や乾燥機の使用は厳禁です!
せっかく優しく洗ったウェットスーツを傷めてしまいます。
また、早く乾かしたい!といって天日干ししてしまうと変色だけでなく、ゴムの劣化につながってしまうので、必ず風通しの良い日陰で干すようにしましょう。
肩幅が広くなっているハンガーを使用するか、物干し竿を使って腰の部分を半分に折って干します。
ここではしっかり乾燥させるのがポイント!
ウェットスーツの表面が乾いても生地の中は完全に乾ききっていない場合もあります。
その時はもう1日乾燥させてくださいね!
⑤ ハンガーで保管
しっかりと乾燥させたウェットスーツは、シワや型崩れを防ぐためにハンガーを使って、日が当たらない風通しの良いところで保管します。
この時も肩部分に負担がかからないような肩幅が広くなっているハンガーを使用してください。
ジップタイプの場合はファスナーを完全に閉め、マジックテープ部分はきちんと合わせ、出来るだけ着用時と同じ状態での保管になるようにします。
折りたたんで保管してしまうとシワや折り目がついてしまい、劣化の原因につながるので、ハンガーにかけて保管してくださいね♪
また、衣類と一緒に保管してしまうとクロロプレンゴムとの反応で衣類が変色してしまう可能性があるので、衣類とは別々で保管しておくと良いですね♪
ウェットスーツの洗い方で気をつけるポイントはこの3つ!
ウェットスーツを洗う際に気をつけるポイントを3つご説明します。
① 使った状態で放置しない
サーフィンを楽しんだあとは長時間車の中などで放置せず、出来るだけ早く洗濯するようにしましょう。
海水に濡れたまま放置はウェットスーツの生地を傷めるだけでなく雑菌が繁殖しやすくなります。
② お湯は使わない
ウェットスーツを洗う時は真水またはぬるま湯で洗ってください。
お湯や熱湯で洗濯をしてしまうと生地の劣化や、接着面が剥がれてしまう場合があります。
③ 直射日光NG
早く乾かしたい!といって日が当たる場所での乾燥はウェットスーツの生地を傷めてしまう原因になります。
必ず風通しの良い日陰で干すようにしましょう。
また保管場所も直射日光が当たらない冷暗所で保管してください。
ウェットスーツを洗濯する時にあると便利なグッズはこの3つ
ウェットスーツを洗濯する時に必要なものはこの3つです。
① バケツ
ウェットスーツを水洗いする時に使う大きめの容器としてこちらのウォーターボックス(バケツ)が役に立ちます。
このバケツは洗濯の時だけでなく、サーフィンをする時にとっても役に立つバケツなのでひとつ持っておくととても便利です!
② ウェットスーツ専用洗剤
ウェットスーツを洗濯する時は通常の洗濯洗剤を使用せず、ウェットスーツ専用の洗剤を使うとより長持ちします。
この洗剤1本で良い香りと柔軟性を持たせることができるので、重宝しますよ!
③ ウェットスーツ用ハンガー
針金のハンガーなどで乾燥させたり保管したりすると肩落ちしてしまったり、生地を傷めてしまいます。
そこでこのウェットスーツ用のハンガーを使えば肩部分の生地が傷まず、さらにウェットスーツの内側に空気が流れて乾燥や保管がしやすくなりますよ!
こちらのハンガーは軽量で安価です。折り畳んだ後もコンパクトになるのでおすすめです。
正しいウェットスーツの洗い方まとめ
ウェットスーツはとてもデリケートな素材なので洗濯機や乾燥機などは使わず優しく丁寧に手洗いしてください。
毎回毎回洗剤を使ってウェットスーツを洗うのは大変ですが、出来るだけ定期的に手入れをしてあげると長持ちしますよ。
そして着用したウェットスーツシーズンの終わりには必ず洗濯をして保管するようにしましょう。
正しい洗濯方法で長く愛用し続けてくださいね!